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この資格があれば管理職になった時に役に立つ!

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管理職になる前に取得しておきたい資格一覧

「社会福祉主事」

特別養護老人ホームの管理職を目指すなら必須となるのが社会福祉主事です。社会福祉主事は、都道府県や市町村の福祉事務所に配置される社会福祉支援を行うスタッフのことを指します。主事は、公的機関や各種法人、団体に置かれる職名の一種です。
社会福祉主事に任命されるには「社会福祉主事任用資格」を取得しておく必要があります。任用資格は取得しただけでは効力を発揮しません。任用資格を取得した上で、地方公務員試験に合格し、福祉事務所に配属されて初めて社会福祉主事として活躍することができます。
社会福祉主事任用資格を持っていても、民間の病院や施設で働いている場合は社会福祉主事とは呼びません。その場合は医療ソーシャルワーカーや生活相談員として働くことになります。
社会福祉主事は1950年(昭和25年)5月に創設されました。社会福祉関係の資格としては最も古い資格です。都道府県や市区町村の福祉事務所には社会福祉主事を配置することが義務付けられています。厚生労働省によると全国の福祉事務所は1,250ヶ所あり、そのすべてに社会福祉主事が在籍しています。
社会福祉主事の仕事内容や資格の取得方法については以下のサイトから確認してください。

「社会福祉主事」

「認知症対応型サービス事業管理者研修」

グループホームの管理職を目指しているなら認知症対応型サービス事業管理者研修を取得しておかなければなりません。これは認知症の人が自立した生活を送るための支援方法や、事業所の適切な運営方法などが学べる資格です。研修は各都道府県で実施しており、修了者には修了証が交付されます。
この研修では認知症看護に対する基本的な理解とケア方法、施設の運営や管理に必要な知識を学びます。この研修で得た知識を基に現場のスタッフを指導し、施設の運営や管理を行います。

「認知症対応型サービス事業管理者研修」

資格を取得した方が有利になる

管理職になりたいなら資格を取得した方が転職を有利に進めることができます。しかし、有料老人ホームやデイサービスなどの通所介護施設、訪問介護事業所の管理職になるのにクリアしなければならない要件はありません。サービス全体を理解するために介護知識や経験、スキルは必要ですが、無資格でも管理職を目指すことは可能です。とはいえ、施設全体を取りまとめるので介護分野の経験や資格を持っている人を優遇するところがほとんどです。無資格・未経験から管理職を目指すことは可能ではあるものの、内定を獲得できるかといえば難しいでしょう。

資格を取得した方が有利になる